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「なぜ“叶えられる祈り”と“叶えられない祈り”があるのでしょうか?」      (東京スピリチュアリズムサークル7月の読書会に参加して)


 今年の6月23日、タイで洞窟に入ったサッカーチームの少年たちとコーチ13人が、雨による増水のために洞窟内に閉じ込められるという事件が起こりました。このニュースは世界でも注目され、日本でも連日報道されていました。少年たちの救出のために、タイの海軍だけでなく、世界の多くの国からダイバーやいろいろな専門家が駆けつけました。非常に難しいといわれていた救出が7月10日に無事成功したとのニュースを見た時は、ずっと気になっていた私も、本当によかったとホッと胸をなでおろしました。18日間というかなり長い日数の間、少年たちの家族だけでなく、世界の多くの人が彼らの無事を祈っていたことと思います。

 この事件に限らず今、世界中の人々が、日々何らかの祈りをしています。宗教を信仰している人はもちろん、そうでない人も、事あるごとにお祈りをしているのではないでしょうか。しかし、祈りには、「叶(かな)う祈り」と「叶わない祈り」があります。それはいったいどうしてなのでしょうか?何か理由(わけ)があるのでしょうか?

 そこで今回は、祈りと祈るときの注意点について少し触(ふ)れてみたいと思います。
 祈りは誰に対してするかといえば、いろいろな対象がありますが、神にすることが多いでしょう。ということは、祈りの対象である「神」を正しく理解していなければ、祈りは届かないことになります。荷物の宛先やメールアドレスが間違っていれば、その荷物やメールは相手に届かないのと同じです。では、正しい神観・神のイメージとは、どのようなものなのでしょうか。


 シルバーバーチによって明らかにされた神観は、①創造主としての神、②大霊(たいれい)としての神、③愛の始原としての神、④摂理としての神、⑤究極の理想・目標としての神、の5つにまとめられます。この5つを合わせた「正しい神の姿」を、きちんと理解して初めて神に届く正しい(叶う)祈りができるのです。特に、「摂理としての神」は、シルバーバーチによって初めて人類に伝えられた画期的なものです。

 シルバーバーチによると、神は、すべてのものを創造する際、それらを支配し、維持・運行するために完ぺきな摂理を設けました。それ故、神と人間との関係は、直接的なものではなく、摂理を介した間接的なものになるのです。

 今までにさまざまな宗教がさまざまな神観を説いてきましたが、この霊的真理を知らなかったために、どの宗教も、間違った神をイメージしてきたのです。祈りの土台となる神観が間違っていたのでは、「正しい祈り」をすることはできません。人類はこれまで見当違いの祈りをずっと続けてきたのです。この摂理の神という神観を知るまで私も、単なる願い事の祈りをたくさんしていました。今思うと、願いが叶わないのは当然のことだったのです。


 では、いったいどのような祈りをしたらよいのでしょうか。手本となるのは、高級霊であるシルバーバーの祈りです。しかし、シルバーバーチのような高くて深い祈りは、そう簡単にできるものではありません。日常生活の中に祈りを取り入れ、それを続けていくことで、少しずつ深い祈りができるようになっていきます。その際の注意点をまとめると、

 ①祈りの対象は、大霊である神だけ(天使や守護霊ではない)
 ②祈りはいつ、どこで行ってもよい(神はどこにでもいる)
 ③祈りは一人で行うのが原則(時にはスピリチュアリストが集まって行うこともある)
 ④祈りは声に出しても、心の中でしてもよい(声に出したほうがよりはっきりする)
 ⑤神への呼びかけは、何でもよい(シルバーバーチは大霊と呼んでいる)
 ⑥祈りの内容は、摂理に一致していること(物質的利益や地位や名誉など身勝手な願い事はしない)
 ⑦自分のための祈りノートをつくる(高い心境にある時の祈りを書き留めておくと、心が下がった時、引き上げることができる)
となります。 
        ※詳しくは東京スピリチュアリズムサークルHP 読書会のポイントと感想7月をご覧ください。


 今回の事件では、ダイバーなどの専門家たちを支える大勢のボランティアが協力したそうです。困っている人を助けるのは当たり前、というタイの人たちの美しい姿勢に、私はとても心を打たれました。そして、救出された少年たちが、今回の経験を活かして人の役に立てるような大人になって欲しいと思っています。と同時に、一人でも多くの方が、正しい神の姿を知り、正しい祈りができるようになることを願って、この記事を終ることにします。

        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎シルバーバーチの言葉

・「私が勧める祈りの言葉は、たった一言しかありません。”何とぞ私を人のために役立てる方法を教え給え“――これです。大霊のため、そして大霊の子供たちのために一身を捧げたいとの祈りほど、崇高なもの、偉大な愛、これに優る宗教、これより深い哲学はありません。」 (『シルバーバーチの教え・上』P114 スピリチュアリズム普及会)


◎シルバーバーチの祈り

・「ああ、真白き大霊よ。
あなたは無限なる霊であるがゆえに、あらゆる定義と説明を超越した存在であらせられます。いかなる書物も、いかなる礼拝所も、いかなる建造物も、いかなる言語も、あなたのすべてを包含することはできず、あなたを完全に解き明かすことできません。
過ぎ去りし時代には、特別な才能に恵まれた数少ない者たちが、見えざる世界からのインスピレーションを受け取り、天上界とその住民の生活を垣間(かいま)見てまいりました。しかし、そのインスピレーションは霊能者たちの精神的ならびに霊的進化の制約を受けざるをえなかったため。あなたについての理解には歪(ゆが)められ、不正確・不完全なものにとどまることになってしまいました。
今、私たちは、ほんの一握りの者ではなく、多くの霊能者を通して全宇宙の背後に控える無限なる霊的存在について、より真実に近い概念を啓示しようと努めております。絶対的支配力を有する大自然の摂理の存在を教え、その摂理には例外も変更も廃止もないことを説いております。そしてその絶対的摂理が、物質の世界だけでなく全生命界をも支配しており、生命活動のあらゆる側面が摂理によって統制され、すべてがその支配下にあることを解き明かしているのでございます。
こうして無限なる霊によって創案され、愛と叡智を通して働いている摂理は、宇宙の生命活動のすべてを認知しております。地上で生活する人類もまた、その支配の中にあるのでございます。全生命を創造したあなたの霊が、地上の子供たちに一人ひとりに宿っており、その神聖なる絆は永遠に切れることはありません。あなたと子供たちを結びつけている絆は、墓場を超えて霊界においても永久に存在し続けるのでございます。
もしも、あなたの子供たちがあなたを正しく理解するならば。彼らは自らを正しく理解することができるようになり、自分自身の内にあなたの完全性のひな型を見いだすことになるのでございます。それは今、子供たちの中で、より大きな表現へ向けて呼び覚まされるのを待ちながら、居眠りをしているような状態で潜在しております。
生命の法則について深く知るようになるにつれて、あなたの子供たちは自分自身の行為を正し、内部の神性をより多く発現できるようになります。そして子供たちは平安と静寂の中で、力と自信の源を見いだすことになるのでございます。
人間は霊の資質を開拓することにより、高遠の世界の進化せる霊たちとの、より豊かな交わりが得られるようになります。それが地上を公正で豊かで、もっと美しい場所にするための助けとなるのでございます。
それによって地上世界の悲劇と悲しみと不安は、消滅するようになってまいります。なぜなら、無知に代わって知識が支配し、健康が病気を駆逐し、慰めが悲哀にとって代わり、永い間、暗黒が支配してきた場所に真理の光が灯されることになるからでございます。そうした目標に向けて、なってまいります。なぜなら、無知に代わって知識が支配し、健康が病気を駆逐し、慰めが悲哀にとって代わり、永い間、暗黒が支配してきた場所に真理の光が灯されることになるからでございます。そうした目標に向けて私たちは、あなたの子供たちのために献身している大勢の仲間たちとともに、努力しているところでございます。
 ここに、人々への奉仕を願う、あなたの僕の祈りを捧げます。
(CD『シルバーバーチの祈り』—The Spirit Speaksより— 4章 スピリチュアリズム普及会)

    ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可をえています。

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