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「人がこの世に生まれた目的を達成するための仕組み」           (東京スピリチュアリズムサークル11月の読書会に参加して)


 「自分はいったい何のために生まれてきたのだろうか?」という疑問は、だれでも一度は持ったことがあるのではないでしょうか。私も何度となくこの疑問を持ち、いろいろな本を読んだりしましたが、シルバーバーチの霊訓に出会うまでは、明確な答えを得ることはできませんでした。シルバーバーチは、「地上人生の目的は、霊界での新たな生活にそなえるために、霊的成長すること」だと言っています。

 さて、この地上世界で霊的成長するための仕組みには、次の9つの法則(摂理)があります。

①「永遠の霊的成長の法則(摂理)」……神は人間に分霊を与え、人間を永遠に霊的成長・霊的進化をしていく存在として造られました。この人間の宿命が大前提となって、さまざまな法則が複雑に関連しながら、霊的成長が達成されていくのです。

②「霊優位(霊主肉従)の法則」……肉体を持ち物質に囲まれている地上人は、何もしなければ本能に振り回され、肉主霊従の状態になってしまいます。そのため地上界で霊的成長するためには、まず、霊的意識で物的意識(本能)をコントロールする努力が欠かせません。

③「利他性(利他愛)の法則」……利他性は宇宙を支配する摂理で、万物の存在形式です。神の造られた、すべての世界・すべてのものは、互いに役立ち合う利他的相互関係によって、調和が保たれるようになっています。
人間も利他愛の実践を通して霊的成長するように造られました。ただし、肉体を持つ地上人が利他愛を実践するためには、霊優位の状態が必要不可欠です。肉優位(利己的)な状態では、利他愛は実践できないからです。
 「霊優位(霊主肉従)の法則」と「利他性(利他愛)の法則」は、連動しながら霊的成長を達成していきます。

④「自由意志の法則」……神は、人間が自らの思考と意志に基づいて霊的成長を達成するよう、人間にだけ自由意志を与えました。その結果人間は、摂理に従うことも背(そむ)くこともできるようになりました。しかし、摂理に反した行為には、自動的に痛みや苦しみが発生して、摂理に一致した方向へ軌道修正されるようになっています。人間に与えられた自由は、摂理の範囲内での制限つきの自由なのです。

⑤「因果(カルマ)の法則」(原因と結果の法則)……神の造られた世界(霊界・宇宙)は、すべてが原因と結果の機械的な連鎖関係の中で存在しています。この法則は、地上界だけでなく霊界にも適応されます。このため、地上生活中には現れなかったものでも、霊界で、善い原因は幸福・喜びとして、悪い原因は不幸・苦しみという結果として現われます。ごまかしは一切ありません。

⑥「償い(カルマ清算)の法則」……摂理に反した行為・生き方は、苦しみを通して償われます。苦しみを甘受することで霊的成長を妨げていたものが取り除かれ、霊的成長の歩みがリセットされます。“苦しみの体験”は、罪を清算する救済のプロセスになっています。

⑦「自己責任(自力救済)の法則」……⑤の「因果(カルマ)の法則」に基づいて生じる悪い結果は、すべて本人の摂理違反が引き起こしたものです。従ってその償いは、自分自身でしなければなりません。神にすがって救いを求めても、罪がなくなることはありません。

⑧「代価(自己犠牲)の法則」……利他愛を実践する際、人の幸せや利益を自分の利益や幸せより優先させた程度に比例して、霊的成長が促進されます。この法則は、「利他性(利他愛)の法則」を強化するものです。

⑨「両極性の法則(相対性の法則・対照性の法則・光と陰の法則)」……地上人生は、喜びと悲しみ・愛と憎しみ、利他性と利己性といった、対照的な体験を通して、霊的成長するようになっています。利他愛の実践だけでなく、苦しみ・困難の体験からも霊的成長する道が用意されているのです。

 このように、人間の霊的成長は、①~⑨の法則が複雑に関連し合いながら達成されていくのです。

(※①~⑨の法則の関連性(関係図)については、東京スピリチュアリズムサークルHP 読書会の学習ポイントと感想 2018年11月17日・18日をご覧ください。)


 私は多くの宗教が説いている、神にすがって祈りを捧げ、救いを求めるという他力信仰に、いつも疑問を感じていました。その教えは私にとって、のどが渇いている時に自分で水を飲もうとしないで、誰かが水を飲ませてくれるのを待ち続けているのと同じように思えたからです。それではまるで赤ちゃんと同じではないかしらとも思っていました。そして、読書会の学びの中で、スピリチュアリズムは自力信仰で、他力信仰は間違いであることを知ったときは、自分の感じていたことが間違いではなかったのだと、スッキリした気持ちになったのを覚えています。
 さらに、たとえどんなに摂理に背いても、再び霊的成長の道を歩めるような、「償い(カルマ清算)の法則」が用意されていることに、神の計り知れないほどの深い愛を感じています。生まれてきた目的である“霊的成長”を達成するために、ある意味、失敗を恐れずに常に上を向いて、自分を摂理に一致させる努力をしていけばよいのだと、新たなエネルギーが湧いてきました。


  ※なお引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。


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◎シルバーバーチの言葉

〇霊優位(霊主肉従)の法則について
・「大霊はあなた方の内部に存在しています。進化の跡をたどれば確かに人間は向上しており、動物的進化の痕跡もとどめてはいますが、それは大霊の賜物 (たまもの)の一部にすぎません。あなた方はそれをはるかに凌ぐ霊の資質を内部に宿しており、その力を発揮すれば地上にあっても神のごとき生き方が可能となるのです。」
   (『シルバーバーチの教え・上』 P89 スピリチュアリズム普及会)

〇利他性(利他愛)の法則について
・「他人のために施した善意は決して消えません。なぜなら善意を施す行為に携わることによって霊的成長が得られるからです。博愛と情愛と献身から生まれた行為はその人の性格を増強し魂に消えることのない印象を刻み込んでいきます。」
 (―地球人類にとっての真のバイブルー『シルバーバーチの霊訓1』 P117 スピリチュアリズム普及会)

〇自由意志の法則について
・「すべての人間に自由意志が与えられています。ただしそれは、大霊が定めた摂理の範囲内で行使しなければなりません。摂理は大霊の愛から造られたものであり、子供たちのすべてを平等に支配しています。それを変えることは誰にもできません。あなた方は、摂理の範囲内において自由であるということです。」  (『シルバーバーチの教え・下』 P126~P127)

〇因果(カルマ)の法則について
・「“自分が蒔いた種は、自分で刈り取る”——あなた方は、この摂理から逃れることはできません。神の摂理をごまかすことはできないのです。」 (『シルバーバーチの教え・下』 P132 スピリチュアリズム普及会)

・「地上人生で起きるすべてのことは、いつの日か必ず帳尻が合うようになっています。いつかは自分で天秤(てんびん)を手にして、バランスを調節する日がまいります。あなた方は、自分が蒔いた種を自分で刈り取るという自然法則から逃れることはできません。 (『シルバーバーチの教え・下』 P117 スピリチュアリズム普及会)

〇償いの法則(カルマ清算の法則)について
・「私に言えることは、いかなる過ちも必ず正さなくてはならないということです。もし地上で正さなかったら、こちらへ来てから正さなくてはなりません。  (『シルバーバーチの教え・下』 P126 スピリチュアリズム普及会)

・「神の摂理に照らしてその歪(ゆが)みを正すまでは、罪はそのまま残っています。それが大霊の摂理なのです。」 
(『シルバーバーチの教え・下』 P134 スピリチュアリズム普及会)

〇自己責任の法則(自力救済の法則)について
・「その人は自由意志で、善ではなく悪をなす道を選んだのです。悪行が招いた結果から逃れることはできません。間違いは正さなければなりません。告白によって罪を消し去ることができると思うのは、自分に対するごまかしにすぎないのです。蒔いた種は自分で刈り取らなければなりません。それが神の摂理なのです。」 
(『シルバーバーチの教え・下』 P132~P133 スピリチュアリズム普及会)

・「あなたの行為が招いた結果を代わりに背負ってあげられる人はいません。あなたのすること考えることの一つ一つにあなた自身が責任を取らねばなりません。」  (『シルバーバーチの霊訓11』P90 潮文社)

〇代価の法則(自己犠牲の法則)について
・「もう一つ別の摂理をお教えしましょう。それは何の代価も支払わずに入手できるものは、この地上には何ひとつないということです。代価を支払わずに霊的能力を開発することはできませんし、魂の富を蓄えることもできません。霊的成長をおろそかにして金儲けにうつつを抜かしていると、そちらの世界では金持ちと言われても、こちらの世界では哀れな貧しい魂になってしまします。」 
(シルバーバーチの教え・上』 P94 スピリチュアリズム普及会)

・「我欲を捨て他人のために自分を犠牲にすればするほど内部の神性が大きく発揮され、あなたの存在の目的を成就しはじめることになります。」 (―地球人類にとっての真のバイブルー『シルバーバーチの霊訓1』P145 スピリチュアリズム普及会)

〇両極性の法則(相対性の法則・対照性の法則・光と陰の法則)について
・「地上生活には、時として辛さと絶望、痛みと悲惨さがともないますが、そのすべてが魂にとって永遠の旅路に向かうための準備なのです。
 暗黒と光、陰と日向(ひなた)といった対照的なものも、実は一個の統一体の反映にすぎません。陰なくしては光もあり得ず、光なくしては陰もあり得ません。それと同じで、困難は魂が向上するための階段です。困難・障害・ハンディキャップ——こうしたものは魂の試練なのです。それを克服したとき、魂はより強くなり、より純粋になり、より深くなり、いっそう進化するようになるのです。
 無限の可能性を秘めた魂の潜在能力が、困難も苦痛もなく、陰も悲しみも悲惨さもなしに発現すると思われますか。発現するはずがありません。 
 悲哀の極みをなめ尽くして初めて、魂の奥底からの喜びが味わえるのです。生命の階段を低く下りるほど、それだけ高く上れるのです。地上生活の陰と思える体験を重ねるほど、日向の喜びがひとしお身に沁みるようになるのです。すべてのことが霊性進化の肥やしになります。」  (『シルバーバーチの教え・上』 P109~P110 スピリチュアリズム普及会)

・「平穏の有り難さが分かるのは嵐の中においてこそです。晴天の気持ちよさが分かるのは雨の日があるからです。このようにすべてが両極の原理で成り立っているのです。もしも全体が光ばかりだったら、光の有り難さは分かりません。そうした違いが分かり自然の摂理のすばらしさが分かるのは、そのコントラスト、比較対象の原理のお陰です。」  (『シルバーバーチの霊訓 11』 P64 潮文社)
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