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「交霊会を開くためにシルバーバーチはどんな準備をしたのでしょうか」     (東京スピリチュアリズムサークル3月の読書会に参加して)


 皆さんはシルバーバーチの交霊会が開かれるまでに、どんな準備がされていたのかをご存知でしょうか?
これについてはハンネン・スワッファーが書いた「序文『シルバーバーチの教え・上』P12~10」や、バーバネルの遺稿「シルバーバーチと私『霊性進化の道しるべ』P256~P266」の中で、バーバネルが交霊会に参加するようになったいきさつや初めて入神した時のようすが、それぞれの立場で述べられています。ハンネン・スワッファーは、当時「フリート街の法王(ジャーナリズム界のご意見番)」といわれていた有名人で、モーリス・バーバネルは、シルバーバーチの霊媒を務めた人です。この二人は地上人の視点でその時のようすや感じたことを伝えてくれています。では霊界ではいったいどんな準備がされていたのでしょうか。そこで今回は霊界の視点、つまりシルバーバーチの視点に立って交霊会を開くようになるまでの準備のようすを、『シルバーバーチの教え・上』の1章を参考にしながらお伝えしたいと思います。(※本文は後ろに載せてあります)

 シルバーバーチはイエスを中心とした高級霊団から、霊的真理を地上へ届ける役目をしてほしいと依頼され、彼はそれを使命として引き受けました。その時メッセージを受け取ってくれる霊媒が必要なことを知らされたシルバーバーチが霊界で探し出したのが、本文の中で“この霊媒”と表現されているバーバネルだったのです。そしてシルバーバーチはバーバネルが母胎に宿る前から働きかけを始めていました。

 私はこの部分を最初に読んだ時は驚きました。それまでの私は、すでに地上に生まれている人の中から通信霊と波長の合う人を選んで通信を送ってきているのだとばかり思っていたからです。まさか霊界にいる時、それもわざわざ通信を送るのにふさわしい人(霊)を探し出しているなどとは考えたこともありませんでした。

 バーバネルが地上に誕生してからもシルバーバーチは片時もそばを離れずに、霊と精神だけでなく肉体的なものにまで気を配りながら一体関係を進めていったのです。そして霊的真理を理解できるようにするためにいろいろな宗教を学ばせましたが、その結果、バーバネルは無神論者になってしまいました。“無神論者ではなく敬虔な信仰者にしたほうがよかったのでは?“と考えがちですが、意外にもシルバーバーチは反対の方向に導きました。それはスピリチュアリズムという新しい霊的真理を受け入れるためには先入観がないほうがよかったからなのです。

 こうして霊媒としての準備が整ったところで、シルバーバーチはバーバネルをすでに行われていた交霊会へ出席させました。そしてその交霊会へ二度目に出席した時に霊界から強力に働きかけてバーバネルを入神させ、彼の口を使って言葉を発したのです。これがバーバネルの霊媒としてのデビューになりました。この時バーバネルは18歳でしたから、シルバーバーチは実に18年以上の歳月をかけて準備をしていたことになります。


その後、シルバーバーチとバーバネルの一体関係はますます磨きがかかり、シルバーバーチは自分の考えを100%伝えられるようになります。“それは当たり前のことでしょう…”という声が聞こえてきそうですが、実はそうではないのです。

“霊界通信”というとその通信内容は通信霊のものだと考えてしまいますが、実際はそうではないことが多いのです。それは霊界通信で通信霊が自分の考え(メッセージ)を地上人に伝えるためには、霊媒の潜在意識の中にある言語を用いてメッセージを言葉に置き換えなければならないからです。言葉にならなければ私たちは通信霊の考えを理解することができません。ところがその言語化する過程で霊媒自身の記憶や意識や願望が混じってしまうことがとても多いのです。どのくらい霊媒の潜在意識が混じっているのかは、これを聞いている人間には判断がつきません。中にはいつのまにか霊媒の潜在意識から出てきたものだけになっていた、ということもあるのです。このようにほとんどの霊界通信には霊媒の潜在意識が混じっているのです。

 しかしシルバーバーチは、「今はこの霊媒の潜在意識に邪魔されることなく、私の考えを100%伝えることができます。」といっています。『シルバーバーチの霊訓』からはバーバネルの潜在意識は完全に排除されていて、すべてがシルバーバーチの考え・思想だということです。シルバーバーチの霊訓は、霊界通信として完成の域に達して最高レベルの稀にみる純粋な霊界通信なのです。
 そしてシルバーバーチが準備したのは霊媒のバーバネルだけではありません。驚くことにスワッファーを始めとする交霊会のメンバー一人ひとりにも働きかけをしていました。交霊会のメンバーは偶然に集まったわけではなく、実はシルバーバーチが集めていたのです。それを端的に表しているのが「私がここへ、あなた方を導いたのです」というシルバーバーチの言葉です。

 シルバーバーチが交霊会の舞台裏を語ってくれたことで、すべてが霊界からの導きであったことが明らかになりました。そのシルバーバーチは霊界のイエスから依頼を受けたわけですから、スピリチュアリズムは霊界から始められたもの、つまり“霊界主導”だということがよく分かります。そして“何とかして地球人類を救いたい!”というイエスたちの深く強い願いを込めた働きかけは、バーバネルの他界によって終わりになったのではありません。今この時も、そしてこれから先もずっと続いていくのです。


私は読書会に参加するまでは、自分がシルバーバーチの霊訓に出会ったのは偶然だと思っていました。しかし、読書会での学びを続けるうちに、それまでの体験が霊的真理と出会うためにすべて必要だったこと、守護霊を始めとする霊界からの導きがあったからこそ霊的真理であるシルバーバーチの霊訓と出会えたことが少しずつ分かってきました。私と“シルバーバーチの霊訓”との出会いは決して偶然ではなかったのです。そして読書会で霊的真理を知るまでの、霊界からの静かで悠然とした大きな導きの流れの中にいる自分を感じた時、私は心(魂)の震えとともに大きな感動に包まれていたのでした。


 ※霊界からの導きについての詳しい内容は、東京スピリチュアリズムサークルHP 学習の感想とポイント(2019年3月)をご覧ください。
 ※『シルバーバーチの教え・上』及び『霊性進化の道しるべ』は、いずれもスピリチュアリズム普及会から出版されています。


   ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    ◎シルバーバーチの言葉

●『シルバーバーチの教え・上』1章 (P22~P24)
「ずいぶん前の話になりますが、他の多くの指導霊と同じように私も地上圏に降りて協力者の一団を集め、霊的メッセージを地上界へ届ける仕事を引き受けてくれないかとの懇請を受けたとき、私はそれを使命としてお引き受けしました。
 そのためには、メッセージを受け取ってくれる霊媒を探し出す必要があることも知らされました。そこで私は霊界の記録簿を調べ、この霊媒に白羽の矢を立てました。
 それは、この霊媒がまだ母胎に宿る前の話です。私は彼が母胎に宿る一瞬を注意深く待ち、いよいよ宿って自我を発現し始めた瞬間——と言っても、まだほのかな明かり程度のものにすぎませんでしたが——から私なりの影響力を行使し、今日まで続いている一体関係がその時から始まったのです。
私はこの人間の霊とその小さな精神の形成に関与しました。誕生後も日常生活のあらゆる側面を細かく観察し、互いの一体関係を促進し、物の考え方や身体上の癖を飲み込むように努めました。つまり私は、この霊媒を霊と精神と肉体の三面から徹底的に研究したわけです。
次に私がしなければならなかったことは、この霊媒を霊的真理の理解へ向けて指導することでした。まず、地上の宗教を数多く勉強させました。そして最終的には彼はそのいずれにも反発を覚えて、いわゆる無神論者になってしまいました。が、それはそれなりに当人の精神的開発にとって意味があったのです。これで「霊言霊媒」となるべき一通りの準備が整いました。
ある日、私は周到な準備のもとに初めて彼を交霊会へ出席させ、彼の口を使って私の意思を発言してみました。いかにもぎごちなく、内容もつまらないものでしたが、私にとっては実に意義深い体験だったのです。
その後は回を追うごとにコントロールがうまくなり、今ではご覧の通りにまでなりました。今はこの霊媒の潜在意識に邪魔されることなく、私の考えを百パーセント伝えることができます。
 ここで私自身の使命についてお話ししたいと思います。先程申した通り私はさる筋から使命を仰せつかったのですが、そのときこう言われたのです。“使命を果たすためには、あなたは物質界まで降りなければなりません。そして適当な道具(霊媒)を見つけてから、その霊媒と霊的に親近性のある人間を数名選び出し、その霊媒を通してあなたがメッセージを語る場を用意しなくてはなりません。”その言葉通り、私がここへ、あなた方を導いたのです。」

●霊媒の潜在意識について
 「私はこの霊媒の語彙(ごい)(記憶している言葉)の制約を受けるだけでなく、霊媒の魂の進化の程度による制約も受けます。霊媒が霊的に成長すればその分だけ、それまで表現できなかったことが表現できるようになるのです。
 今ではこの霊媒の脳のどこにどんな単語があるのかが分かっていますから、それらを何とか駆使して、私の思ったことやここへ来るまでに用意した思想を百パーセント表現することができます。
 この霊媒を通じて語り始めた頃は、霊媒の脳の中にある一つの単語を使おうとすると、それとつながった不要な単語まで出てきて困りました。神経、特に脳の中枢全体をコントロールする術(すべ)を身につけなければなりませんでした。それによって必要な単語だけを用いることができるようになりました。」
(『シルバーバーチの教え・下』P10~P11 スピリチュアリズム普及会)


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