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「人間にとって霊界の存在は、どんな意味があるのでしょうか?」        (東京スピリチュアリズムサークル4月の読書会に参加して)

 
 皆さんは「霊界」についてどんな考えをお持ちでしょうか。10代の頃の私は何度か、“神様なんかいない、この世の中がすべてだ”と考えた時期もありましたが、どういうわけか長くは続きませんでした。いつのまにか“そうは言っても科学ですべてが分かっているわけではないし、やっぱり見えない世界はあるのでは…”との考えに戻ってしまうのです。そんな自分をある意味不思議な気持ちで見つめていました(今ではそれは霊的本能だったと分かるのですが…)。その後、宗教団体に入ったりして、神やあの世を信じるようになってはいました。しかしそれは厚い霧を通してうっすらとおぼろげに見ているようで、そのモヤモヤとした感じにいつももどかしい思いを抱えていました。答えを知りたくていろいろな本を何十冊も読みましたが、分かったような分からないような内容のものばかりで納得できるものはありませんでした。それをはっきりとした言葉で明確にそして豊富に語ってくれたのが『シルバーバーチの霊訓』でした。

 今の私にとって霊界の存在は当たり前のことになっています。しかしそれを『霊的世界観』というまとまった形で考えたことはありませんでした。このような視点で学ぶとバラバラだった霊界の知識が整理されてより深く理解できるようになるのが分かりました。
『霊的世界観』には、「霊界の本質」「霊界の実態」「地上人と霊界の関係」という3つの観点がありますが、今回はまず「霊界の本質」についてお伝えしたいと思います。


 「霊界の本質」とは、人間にとって霊界が存在することの本質的意味です。“本質的意味”というと少しわかりにくいのですが、これは人間にとって霊界が存在することの最も重要な意味ということです。「霊界の本質」には3つのポイントがあります。1つ目は

①「霊界は人間にとって、本来(メイン)の生活場所であり、人間にとって永遠の住処」だということです。
 地上世界は一時的に短期間だけ滞在する仮の住処(すみか)であり、地上生活を終えて霊界で新たな生活を始めるための準備の場所です。地上生活というのはそのための準備期間にすぎないのです。この「人間にとって本来の生活の場所は霊界で、地上生活は一時的な借りの滞在場所だ」ということは、実はシルバーバーチが人類に初めて伝えてくれたことなのです。今までの宗教でも死後の世界、つまり“霊界”があると説いてきました。しかし、その教えのメインとなるのは地上世界であって、“霊界”というのは地上生活の単なる延長という位置づけでした。シルバーバーチの説く「霊界生活がメインであり地上生活はサブだ」という霊界についての訓えは、これまでの地上人の常識や宗教の教義を180度逆さにした画期的なものだったのです。

 この霊的事実を知ると、“死”という人間にとって最大の恐怖に対する考え方がガラリと変わってきます。地上人生というのは永遠に続く霊界人生から見ればホンのわずかな期間にすぎないことが理解できるようになるからです。地上世界でいう“死”は実は霊界という本来の素晴らしい世界への新たなる誕生の時、喜びにあふれる時なのです。私はこれを最初に知った時、“ああ、よかった!”と喜んでしまいました。というのも戦争や世の中の悲惨な事件を見るたびに“宗教に地獄の話があるけれども、この世も十分地獄だ。これでは戦争や事件で死んだ人は報われないなあ…”と思っていたからです。話が少しそれましたが、

 霊界の本質の2つ目のポイントは、
②「人間は、霊界と地上世界の両方にわたって存在している」ということです。
 人間は、霊・霊の心・霊体という3つの霊的要素と、本能(肉の心)・肉体という2つの物質的要素の5つの要素を合わせ持った存在です。3つの霊的要素は霊界に所属し、2つの物質的要素は地上界に所属しています。つまり人間は、肉体と霊体の両方を持っているので地上界と霊界という二つの世界にまたがって存在していることになるのです。私たちは死んでから霊界人になるのではなく、地上生活を送っている今、地上人であると同時に霊界人でもあるのです。

 3つ目のポイントは、
③「地上人は死後、全員、霊界に入って新しい生活を始めるようになる」ということです。
 今までの宗教では、人間は死ぬと天国(または極楽)に行くか地獄に行くかの二つに分かれると説いてきました。しかし実際はすべての人間が“霊界”へ行きます。どんなに悪事を積み重ねた人でも、どんなに素晴らしい行いをした人でも、すべての人間が“霊界”という一つの世界へ行くのです。霊界で新しい生活を始めると、肉体の束縛から解放された霊的能力が発揮され、霊的視野が開きます。すると地上時代に持っていた視野や考え方が大きく変化するのです。その開けた霊的視野で地上時代の自分を振り返って、自分の行いや霊的な学びをしなかったことに後悔する人がいます。その一方で霊的真理に出会えたことや真理の普及・実践に励めたことを感謝する人もいるのです。


 私はこの事実を知った時、シルバーバーチの霊訓に出会えたことと読書会に参加できることへの感謝の気持ちが新たに湧いてきました。そして霊界へ戻った時に後悔しないように苦しみや困難にまっすぐ向き合っていこうと思いました。今でも大勢の人々が霊的真理を知らないために“地獄”へ行くことを恐れて、間違った教義に魂を縛られ、ほとんど意味のない儀式や祈りを日々繰り返しています。その方たちが霊界へ行って真実を知った折にどれほどの後悔の念を持たれることになるのかを考えると、居ても立っても居られない思いがします。そして少しでも多くの人に霊的真理が届けられるようになることを願う気持ちがよりいっそう強くなるのです。


 ※「霊界の本質」についての詳しい内容は、“東京スピリチュアリズムサークルHP “学習の感想とポイント(2019年4月)” ;スピリチュアリズム普及会HP “『シルバーバーチの霊訓』の画期的な死後世界観(他界観)”をご覧ください。

   ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

◎シルバーバーチの言葉

●ポイント①について
○「種子が暗い土の中に埋められるのは、養分を摂取して発芽後の成長に備えるためです。それと同じく、人間の生命の種子が物質界という暗黒の世界に生まれてくるのは、霊界へ戻ってからの進化に備えて地上生活での体験を積むためです。」    (『シルバーバーチの教え・上』 P160 スピリチュアリズム普及会)

○「忘れないでいただきたいのは、地上生活は永遠の生命活動の中のホンの一かけらにすぎないということです。ただの影を実在と思い違いをなさらないでください。」   (『霊性進化の道しるべ』 P99 スピリチュアリズム普及会)  
 
○「物的身体に宿っている皆さんは、今生きている地上生活だけのことを考えます。それに引きかえ地上を去った私たちは、地上生活を無限に続く進化の歩みの中のほんのわずかな期間として捉えます。」   (『シルバーバーチの教え・下』 スピリチュアリズム普及会)

○「人生の究極の目的は、地上も死後も、霊性を開発することにあります。物質界に誕生してくるのもそのためです。その目的に適った地上生活を送れば、霊はしかるべき発達を遂げ、次の生活の場に正しく適応できる霊性を身につけた時点で死を迎えます。」   (『霊的新時代の到来』 P113スピリチュアリズム普及会)  
 
○「地上生活の目的はいたって簡単なことです。死後に待ちうける次の生活にそなえて、本来のあなたであるところの霊性を強固にすることです。身支度を整えるのです。開発するのです。」   (『霊的新時代の到来』 P196 スピリチュアリズム普及会) 
 
○「大霊の一部が物質に宿って、次の段階の生活にふさわしい力を身につけるために地上体験を積みます。それはちょうど、子供が学校へ通って、卒業後の人生にそなえるのと同じです。」   (『霊的新時代の到来』 P255 スピリチュアリズム普及会)


●ポイント②について
○「あなた方は今この時も霊的世界に生きているのです。」 (『シルバーバーチの教え・上』 P37 スピリチュアリズム普及会)

○「あなた自身は気がつかなくても、あなたは今わたしの世界である霊界にいるのと同じことです。」   (『地上人類への最高の福音』 P33 スピリチュアリズム普及会)


●ポイント③について
○「いちばん残念に思うのは、やるべきことをやらないで終わったことです。あなたもこちらへお出でになれば分かります。きちんと成し遂げたこと、やるべきだったのに怠ったこと、そうしたことがすべて分かります。逃してしまったチャンスがいくつもあったことを知って後悔するのです。」   (『シルバーバーチの教え・下』 P109 スピリチュアリズム普及会)

○ 「そのうちあなたも地上人生を明確な視野のもとで見つめ直す時がまいります。その時、苦難こそ最も大切な教訓を教えてくれていること。もしもあの時あれだけ苦しまなかったら、悟りは得られなかったであろうことを、しみじみ実感なさいます。」  (『地上人類への最高の福音』 P48 スピリチュアリズム普及会)

○「この世的な富を蓄積していると、それなりの代価を支払わされます。つまり地上的なものに心を奪われて、その分だけ霊としての義務を怠れば、地上的な富は増えても、こちらの世界へ来てみると、自分がいかに見すぼらしいかを思い知らされます。」   (『霊的新時代の到来』 P65 スピリチュアリズム普及会)


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