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「人に霊的真理を伝えるときに大切なことは何でしょうか」           (東京スピリチュアリズムサークル2019年12月の読書会に参加して」

 
 令和元年最後の読書会に参加しました。先月の読書会は、“発表”という私にとっては大変な挑戦を控えていたので、緊張感の塊(かたまり)のようになっていましたが、今月はそれに比べるとすいぶんとリラックスした気持ちで臨むことができました。会場へ向かう途中、クリスマスに向けてのセールやイベントを目にして、“ああ、もうそんな季節なんだな”と思いました。9・10・11月と語る練習に夢中になって取り組んでいるうちに、いつのまにか季節は秋から冬へと移り変わっていた感じです。

 毎年12月の読書会では、参加されているメンバーが1年間を振り返って話しをします。皆さんのお話を聞き、それぞれの方が霊的真理の実践に真剣に向き合って過ごされたようすが伝わってきました。そして私もそうでしたが、今年はやはり“語る練習”が皆さんの中で大きなインパクトをもたらしたことが分かりました。


 今月のお話は、「良きスピリチュアリストになるためには、まず何から始めたらよいのか」についての後半部分でした。
 前回、数ある利他愛の実践の中で、スピリチュアリストにしかできない“霊的真理の伝道”を始める前に、まず自分を霊的真理で作り変える、「自分自身の霊的新生」が必要であることを学びました。今回は、いよいよ実際に“伝道を始める時に必要な基本的な心構えについて”でした。

 スピリチュアリズムの伝道実践で一番大切なことは、「道具意識に立った伝道」です。スピリチュアリズムを始めたのは、高級霊界の霊たちです。ですからスピリチュアリズムの主役は霊界人であり、地上人であるスピリチュアリストはその道具なのです。この“主役は霊界である”、という点をしっかりと心に留めてから伝道を始めないと、自分の力だけでやろうとします。するとそこに早く何とか形にしたいとの焦りが生じてきます。自分は利他愛の実践としての真理の伝道をしているつもりでも、いつのまにか多くの人を集めることや、人からの評価を求めるといった、単なる“活動”になってしまいます。しかしそれは自分を満足させるための自己中心的な行為であって、相手の救いと幸せを願う利他愛の実践ではありません。

 スピリチュアリストの役目は、霊的真理を受け入れる準備のできた人、シルバーバーチの言う“時期の来た人”に真理を届ける手伝いをすることです。それに必要なのは、霊界との協力関係を築くことであって、自分の思惑や人からの評価などは、まったくいりません。自分で“時期の来た人”を探し回らなくても、その人との出会いは霊界側が用意してくれます。私たちは、霊的真理に関心がありそうな人にシルバーバーチの霊訓の話をしてみるなど、“真理の種まき”に力を注いでいればよいのです。

 ただし、その際には決して無理に真理を押しつけないように注意しなくてはなりません。シルバーバーチが霊訓の中で言っているように、“そっとドアを押して反応を見る”、これが「スピリチュアリズムの正しい伝道方法」です。その人が時期の来た人がどうかは、真理に対する反応の仕方ですぐに分かるということです。そしてシルバーバーチは、“反応がない時には、そのドアを無理に押してはいけない”とも言っています。

 このようにして私たちは“真理の種まき”を続けていればよいのですが、一生懸命種をまき続けてもなかなか芽(結果)が出ないということは、それほどめずらしいことではありません。そういう時にこそ必要なのが、「霊界への信頼と忍耐」です。たとえ地上人生の間にその結果を知ることができなくても、種をまき続けた努力が無駄になることは決してないのです。

 私はこのお話を聞いて、道具意識を持つことの大切さをあらためて実感しました。この“自分は霊界の道具である”ことさえ忘れなければ、自分の力だけでやろうと無理をしたり、傲慢な考えを抱いたりする過ちを犯さずにすむからです。私はこのことを繰り返し自分に言い聞かせていこうと思っています。


 今、私は “霊的真理を知って本当によかったな”と思っています。そして、読書会への参加を続けていられる幸せを感じています。もし、シルバーバーチの霊訓を読んでいただけで、読書会での体系的な学びで真理の理解を深めていなかったら、2017年に体験した大きな病気に、冷静さを失わずに対処することは絶対にできなかったと思います。入院・手術・抗がん剤治療と私にとっては嵐のような日々の連続でしたが、その前に公開ヒーリングのお手伝いをさせていただいた時に、霊界の存在に対して実感をともなった確信を得られていたこともあり、大霊への信仰心が揺らぐことは一度もありませんでした。今さらながら、守護霊や霊界の視野の広い導きの凄さに深い感動を覚えています。これほどまでに親身になって私の霊的成長のために犠牲を払ってくれている存在は他にはありません。その守護霊の導きに対してほんのわずかでも応えられるように、死後の世界があることを知らないがために多くの不安や心配、恐怖を抱えてすごしている人に、霊的真理というこの世の最高の宝を届けられる道具を目指して、自分自身の霊的新生と真理の種まきに力のかぎり取り組んでいこう、との決意を新たにしています。



※「霊的真理の伝道を始めるときに必要な基本的な心構え」については、東京スピリチュアリズムサークルのHP “2019年12月 読書会のポイントと感想”、またはスピリチュアリズム普及会のHPの“ニューズレター30号”をご覧ください。

※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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      ◎シルバーバーチの言葉

◆「じっくりと時を待つことです。人間のいちばんいけない点は、何でも性急(せっかち)に求めすぎるということです。その態度と見ていると、まるで大霊に代わって自分が早く片付けてしまいたいと思っているかのようです。何年もの間モグラのように暗闇の中にいたのが、ある日ふと見上げて、“光”というものがあることを知ります。するともう、それに夢中になって、今すぐにでも世の中を変えてしまわないと気が済まないような態度を取り始めます。
 そう簡単に行くものではありません。霊に関わることは、ゆっくりと、霊妙に、しかし確実に進化するものです。霊的成長、霊的感性、霊的理解力というものは、アクセルを踏んで一気に進めるわけには行かないものです。」       (『シルバーバーチの新たなる啓示』 P81~P82 ハート出版)

◆「私たちの仕事はかならず一個の人間から始めます。人類全体も、個が集まって構成されているからです。
 一人、そしてまた一人と、非常にゆっくりとした根気のいる仕事ではありますが、それ以外に方法がないのです。大勢の人を一度に変えようとしても、必ず失敗します。暗示が解け、ふつうの感覚に戻った時、すべてが忘れ去られます。そうした一時の興奮から目覚めた者は、気恥ずかしささえ味わうものです。         (『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』 P118 ハート出版)

◆「何事も人間の力だけでは成就し得ません。人間が何かを始める時、そこには必ずこちらからの援助が加味されます。私たちは常に道具を探し求めております。人間の方から霊力の波長に合わせる努力をしていただかねばなりません。」      (『シルバーバーチのスピリチュアル・メッセージ』 P128 ハート出版)

◆「もし私たちが、たった一個の魂を引き上げてあげることができたら、喪の悲しみに沈んでいる魂に慰めを与え、意気消沈している魂に希望を与え、人生に疲れきった魂に生きる力を与えてあげることができたら、それだけで十分に価値ある仕事をしたことになるのではないでしょうか。」      (『シルバーバーチの教え・上』 P45 スピリチュアリズム普及会)



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