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「すべての人間は神(大霊)の愛する子供です!  船戸結愛ちゃん事件に思うこと…」



 最近、親が子供を虐待するニュースを見聞きすることが多くなりましたが、今年の3月、東京都目黒区で起きた船戸結愛ちゃん(5歳)の事件は、結愛ちゃんが書き残したノートの内容が多くの人に、「何とか救えなかったのか」という思いを持たせました。今でも、花などを手向けに訪れる人が、絶えないそうです。

 私もテレビに映る結愛ちゃんのあどけない写真を見るたびに心が痛くなります。それと同時に、この家族のまわりに誰か一人でも「すべての人間は大霊(神)の子供である」という霊的真理を知っている人がいたら……」という悔しさにも似た思いがわき起こってきます。このことが結愛ちゃんの両親に伝えられていれば、この事件は防げたかもしれないと思ったからです。

 人間の本質は肉体ではなく霊です。その霊は、大霊である神から分け与えられたものです。それ故、神はすべての人間にとって霊的親であり、その子供であるすべての人間は、神を親とする霊的兄弟姉妹なのです。そこには、血のつながりや人種の違いなどはまったく関係ありません。この霊的事実を知れば、自分の実子であるかそうでないかによって差別することは間違いであることがすぐにわかるはずです。大切なのは、血のつながりではなく、霊(魂)レベルのつながりなのです。


 ここで「神」について少し触れてみたいと思います。
「神」は、人類にとって大切なテーマの一つです。人類はその答えを宗教に求めてきましたが、未だに共通の神観(かみかん)(神の姿・イメージ)を持つことができないでいます。それは、地上人は肉体があるために霊的感性が鈍くなり、神を実感することが難しくなっているからです。地上の宗教は、理性や知性で神を理解しようとしてさまざまな神を作りだし、それがもとで争いを繰り返してきました。それに対して肉体を持たない霊界人は、常に神を実感することができるのです。シルバーバーチの神観は、霊界の高級霊からもたらされた「霊界の神観」なのです。


シルバーバーチの神観(神の定義)は、
①創造主としての神(神は存在するすべてのものを創造した。人間も神によって造られた。)  
②大霊としての神(神は無形であり無限の存在。人間的要素をそなえた存在ではない。)
③愛の始原としての神(愛なる神)・究極の愛としての神(神は人間にとって霊的親であり、すべての人間は神を親とする霊的兄弟姉妹。)
 ④摂理としての神(神は全存在物の支配・維持・運行のために愛に基づいた完璧で完全平等な摂理を設けた。)
⑤究極の理想・目標としての神(人間にとって神は、霊的成長のための永遠の目標。)

の5つにまとめられます。

  ※シルバーバーチの神観については、「東京スピリチュアリズムサークルHP 学習のポイントと感想 2018年6月」をご覧ください。


 この神観からも分かるように、子供は親の所有物ではありません。子供にも親と同じ神の分霊が宿っているのです。子供は神からの一時的な預かりものです。もちろん、心身ともに未熟である子供に「しつけ」は必要です。しかしそれは、これからの地上人生で霊的成長するために必要な基本的なことを学ぶためであって、親のエゴを押しつけるものであってはならないのです。私は結愛ちゃんの両親は、自分たちに都合のよい状態を作りだすために「しつけ」という言葉を使って、自分自身の霊を利己心で覆い隠していたのではないかと思っています。

 そして人は、常に「愛されたい」という欲求をごく自然に持っています。それは、人間は大霊によって、霊的存在として造られているので、常に親である大霊の愛を求める霊的本能があるからです。特に幼い子供は親を通して神の愛を受け取るようになっています。結愛ちゃんもパパから愛されたくて、言われた通りに朝の4時に起きて、一生懸命にひらがなの練習をしたのでしょう。たとえその内容が人から言われて書いたものだとしても、その直向(ひたむ)きさ、健気(けなげ)さを思うと、何ともいえない気持ちになります。

 残念なことに結愛ちゃんは、今回の地上人生では肉体を持った状態での霊的成長の道を途中で閉ざされてしまいました。が、霊界での手厚いケアによって再び霊的成長の道を歩み始めることができます。結愛ちゃんの両親のしたことは決して見過ごされることはありません。それ相応の償いの道を歩まなければならないでしょう。しかし、この二人も神の愛する大切な子供であることに変わりはありません。「罪を憎んで人を憎まず」のことわざのように、私には悔しい思いはあっても、この両親を憎む気持ちはありません。

今、私が結愛ちゃんの両親に願うことは、これから先、じっくりと自分自身と向き合って本当の自分に気がついて欲しい、そして少しでも早く霊的真理を知るチャンスに恵まれて欲しいということです。


          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  ◎シルバーバーチの言葉

〇創造主としての神について
 「神は人間をご自分に似せて創造されたのです。生命は霊であり、霊は生命です。霊的に似せて創造された以上、あなたは永遠に神とつながっており、神性を共有しているのです。ということは、必然的に人間は霊的大家族の一員であることになります。同じ神性が宿っているからです。ですから人間は、霊的に神に似ているのであり、姿が似ているというのではありません。」 (『シルバーバーチの霊訓』11 P109~P110 潮文社)

〇大霊としての神について
 「神は万物の内側にも外側にも存在しています。神から離れては誰一人存在できません。神から切り離されるということはあり得ないのです。あなたの中にも存在しますし、雨にも太陽にも花にも野菜にも動物にも、その他いかに小さなものでも、存在を有するかぎりは、すべてのもの宿っているのです。
 私が大霊と呼んでいるこの神の概念を伝えるのは至難の業です。あらゆるものを支配し、あらゆるものから離れず、存在するものすべてに内在している崇高な力です。」(『シルバーバーチの霊訓』11 P108~P109 潮文社)

「大霊とは宇宙の自然法則です。物質界と霊界のすべての生命体の背後にある創造的エネルギーです。大霊は完全なる愛であり、完全なる叡智です。(中略)
 人間が「神」と呼んでいるのは、宇宙の自然法則のことです。大霊(神)は万物に内在しています。すべての存在物が大霊であると言えるのです。(中略)
 地上界のすべて、霊界のすべて、そしてまだあなた方に知らされていない世界のすべてが、大霊の法則の絶対的な支配の中にあるのです。その法則から離れては何ひとつ生じません。すべてが法則の範囲内で発生していますから、大霊はすべてを知っていることになります。」(『シルバーバーチの教え・上』P76~P77 スピリチュアリズム普及会)

〇愛の始原としての神について
 「宇宙に存在を与えたのは神の愛です。宇宙が存在し続けるのも神の愛があればこそです。全宇宙を経綸し全存在を支配しているのも神の愛です。その愛の波長に触れた者が自分の愛する者だけでなく、血縁によって結ばれていない赤に他人へも手を差し伸べんとする同胞愛に燃えます。愛は自分より不幸な人へ向けて自然に手を差し伸べさせるものです。全生命の極致であり、全生命の根源であるところの愛は、よりいっそうの表現を求めて人間一人ひとりを通して地上に流れ込みます。そして、いつの日か、全宇宙が神の愛によって暖かく包まれることになるでしょう。」 (『シルバーバーチの霊訓』1 P142 潮文社)

〇摂理(法則)としての神について
「大霊とは宇宙の自然法則です。物質界と霊界のすべての生命体の背後にある創造的エネルギーです。」
(『シルバーバーチの教え・上』P76 スピリチュアリズム普及会)
 「宇宙は法則によって支配されており、その法則は規模においても適応性においても無限なのです。それは無限の愛と叡智から生まれたものであり、したがって完璧であり、過(あやま)ったり失敗したりすることが絶対にないのです。」 (『シルバーバーチの霊訓』7 P143 潮文社)

〇究極の理想・目標としての神について
「霊性が開発されていくにつれて少しずつ大霊に近づき、摂理と調和していくようになることを悟っていただきたいのです。」 (『シルバーバーチの教え・上』P95 スピリチュアリズム普及会)


  ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。 






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