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「なぜ霊界は天使や妖精の実態を伝えてくれたのでしょうか」2        (東京スピリチュアリズムサークル2019年6月の読書会に参加して)

  
 これまで、1.「天使の概要」 2.「天使の役目」 3.「天使と人間の共通点」 4.「天使と人間の相違点」 という形でスピリチュアリズムの天使論をお伝えしてきました。しかし、スピリチュアリズムの天使論はこれで終わりではありません。さらに深い内容があるのです。スピリチュアリズムの高級霊界通信によって、これまで人類が知らなかった多くの霊的事実が明らかにされました。その中には人類にとって天地が逆さまになるような衝撃的な内容がいくつもありますが、実はこの『スピリチュアリズムの天使論』もその一つなのです。


5.「スピリチュアリズムの天使論」とキリスト教について
 キリスト教徒にとってはすべてが神(イエス)の言葉である『聖書』ですが、実は『聖書』というのは人間がつけ加えたものが非常に多い、人間の手によって作られた人工的な書物なのです。『旧約聖書』には、天使が人間に嫉妬したり、誘惑したり、人間の女性を妻に娶(めと)ったりする話があります。しかし、“嫉妬や誘惑”という悪感情(利己心)は、肉体本能から生まれるもので、肉体を持つ人間のみが持つ感情です。肉体のない天使には霊の心から発する利他心しかありませんから、こうした悪感情を持つことはありません。ましてや一度も肉体を持ったことのない天使が人間の女性を妻にするなどということはあり得ない話です。このように『聖書』には霊的事実とはまったく違うことが書かれているのです。

 またキリスト教の教義に「贖罪説」というのがあります。これをごく簡単に記すと、
天使の中で最高の位にあった大天使ルシファーが、神に背いて“堕天使”となってしまいました(このルシファーは『旧約聖書』では“サタン”として登場しています)。堕天使ルシファー(サタン)は、人類の始祖であるアダムとイブ(エバ)をそそのかして、神から“食べてはいけない”といわれていた禁断の木の実を食べさせてしまいました。このアダムとイブが神に背いたことにより作ってしまった罪は“原罪”と呼ばれています。その“原罪”はアダムとイブの子孫(全人類)に受け継がれ、それを背負って苦しむ人類を救うために救世主(キリスト)が神から遣わされました。その救世主であるイエスは全人類の罪を背負って十字架にかけられて亡くなりました。そのイエスの死を“贖罪の死”として受け止め、イエスの復活を受け入れることにより、人は神に許され救われる、
ということです。

 しかしシルバーバーチは霊訓の中で「悪魔はいない」とはっきりと述べています。悪魔(サタン)が存在しないということは、堕天使ルシファーも存在しないことになります。当然アダムとイブが犯した“原罪”もありません。従って救世主キリストによる救いも必要がなくなります。となると、“サタンの誘惑 → アダムとイブの原罪 → キリストの贖罪 → 救い”といったキリスト教の根幹をなす教義はまったく成り立たなくなってしまいます。この教義が成立するためにはサタンの存在は欠かすことができません。しかしそのサタンは存在しません。これではキリスト教の存在意義はまったくないことになってしまいます。どうしてこんなことが起こってしまったのかといえば、人類が霊界に住んでいる天使についての正しい知識をまったく持っていなかった、つまり人類の“霊的無知”の一言に尽きるというわけです。そのため大勢の人々がキリスト教が勝手に作り上げた間違った教義を信じ込んでしまい、それは二千年の時が流れた今も続いているのです。

 さらにシルバーバーチはイエスが地上に誕生した真の目的も明らかにしてくれています。それは、「天使が人類救済の使命を担って地上人として受肉・誕生することが稀にあり、イエスはその稀なケース」、ということです。これは天使と同格の宇宙圏霊界に住み、イエスと直接言葉を交わすことができる高級霊シルバーバーチだからこそ伝えることを許された、「霊界の奥義中の奥義」です。イエスの地上への誕生の目的は“贖罪”ではなく、“地球人類救済”のためだったのです。

 ではなぜ高級天使であったイエスは地上へ生まれてくる必要があったのでしょうか。前回お伝えしましたが、天使の役目は大霊の摂理の執行・維持管理です。天使の任務は、人間が摂理にそった行いをした時は霊的成長をもたらし、摂理に背いた時は修正の道を示すことです。天使はこのような立場で外から人間を管理しています。天使は私たち人間の霊的成長や導きに直接関わることはできません。人間に直接手を差しのべられるのは人間の霊です。人類救済という目 的を果たすためイエスは天使という立場を捨て、人間となることがどうしても必要だったのです。そしてその道を選んで地上に誕生したイエスですが、それは重苦しい肉体に閉じ込められ物質世界の苦しみを味わうという、それまでに肉体を持たなかったイエスに大きな負担と犠牲を強いることになりました。しかしその苦しみの中にいてもイエスは本来の使命を忘れることなく摂理にそった生き方を貫き、私たち地上人に人間の生き方・地上人生の送り方の手本を示してくれたのです。さらにイエスは地上での使命を終えて霊界にも戻ってからも、人類救済のために今も力を尽くし続けています。そしてそのイエスによって始められたのが“スピリチュアリズム運動”なのです。


 このようにスピリチュアリズムが明らかにした『天使論』は、従来の宗教、特にキリスト教を根こそぎ覆してしまうほどの衝撃的なものになっています。イエスを始めとする高級霊たちはキリスト教の間違いを正すために天使の実態を可能なかぎり人類に明らかにしてくれました。さらにイエスは自分が地上界へ誕生した真の目的を伝えるために、霊界の奥義中の奥義をシルバーバーチに託して地上界へ伝えてくれたのです。


 今回の読書会での学びで、私は人類が「霊的無知」であることの暗闇の深さをあらためて思い知らされました。今までいったいどれほど多くの人がキリスト教の間違った教義に魂を縛られ、霊的成長の道を塞がれてきたのでしょうか。それは今この瞬間もまだ続いているのです。それを思うと悲しい気持ちで胸がいっぱいになります。“私のような未熟な者でさえこのように感じるのだから、人類最高の霊であるイエスは2千年もの間どれ程の深い悲しみを味わってこられたのだろう、いや今も味わっておられるに違いない”、と思いました。それと同時に「何とかして地球人類を救いたい!」との熱い思いで霊的真理を降ろしてくださったイエスや高級霊たちのために、少しでもこの真実を伝えていけるようにならなければとの決意を新たにしました。


 ※「スピリチュアリズムの天使論」についての詳しい内容は、東京スピリチュアリズムサークルHP “学習の感想とポイント(2019年6月)”“ニューズレタ— 43号・44号・45号 ”をご覧ください。

   ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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  ◎シルバーバーチの言葉

 ●——私たちのように地球という物質界に誕生してくる霊とは別に、まったく物的体験を持たない霊がいるのはなぜでしょうか。
 「この宇宙には、物的身体による体験を持たない高級霊の界層が存在します。そういう種類の霊にしかできない宇宙経綸の仕事があるのです。一度も地上の人間のような形態をもったことのない高級霊です。その界層での成長にとって地上的顕現は不必要なのです。居ながらにして高級霊で、宇宙の上層部に所属しています。“光り輝く存在”と言うのがそれです。現実にそういう存在がいます。」   (『シルバーバーチの新たなる啓示』 P124 ハート出版)

●「生命というものは無限ですから、無限の形体で顕現しております。人間的存在だけではありません。物質に宿ったことのない高等な存在もいます。さらに原始霊といって、人間よりは進化の程度は低いのですが、やはり生命力を持った存在がいます。これも無数の分野——植物・動物・鉱物・花、その他——の自然法則の運用に貢献しております。」    (『シルバーバーチ最後の啓示』 P179∼P180 ハート出版)

●「男女といっても、あくまでも男性に対する女性、女性に対する男性のことです。物質の世界ではこの二元の原理が完璧に貫かれていますが、霊の世界では界層が上がるにつれて男女の差は薄れていきます。」    (『シルバーバーチの教え・上』 P191 スピリチュアリズム普及会)

●「想像の産物にすぎぬ“悪魔”の問題で心を悩ますことは止めることである。真摯なる者、純真なる者、誠意ある者にとっては神学がまことしやかに説く悪魔も閻魔も存在せぬ。」      (『霊訓・上』 P160 スピリチュアリズム普及会)

●「人間的な感情をそなえた神は、人間がこしらえた神以外は存在しません。悪魔も人間がこしらえたもの以外には存在しません。」   (『霊的新時代の到来』 P77 スピリチュアリズム普及会)

●「組織的反抗といっても、聖書にあるような天界から追放された堕落天使の話を想像してはなりません。」   (『地上人類への最高の福音』 P236 スピリチュアリズム普及会)

●「キリストの場合は、かつて一度も物質界へ降りたことのない高級神霊が人類の向上と物的体験の獲得のために、一時的に肉体に宿ったものです。そうした神霊は高い界層に所属し、人類の啓発のために特殊な任務を帯びて派遣されます。」    (『続・霊訓』 P46 スピリチュアリズム普及会)

●「ナザレのイエスは、(中略)人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りてきたのです。」     (『教え・上』 P152 スピリチュアリズム普及会) 

●「ナザレのイエスは、大霊から託された使命を達成するために物質界へ降誕した大霊の使者の一人でした。イエスは地上でなすべき使命は果たしましたが、それで使命のすべてが終わったわけではなく、今なお霊の世界から働きかけています。」         (『教え・上』 P137~P138 スピリチュアリズム普及会)

◆「イエスは進化せる高級霊の一人です。地上人類の手の届かないほど誇張され神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くところで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理——わたしたちにとってはただの自然法則の働きにすぎませんが——その普及の指揮をなさっておられるのです。」     (『霊性進化の道しるべ』 P66 スピリチュアリズム普及会)





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