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     「私たちは本当に一人ぼっちなのでしょうか?」1         (東京スピリチュアリズムサークル2019年7月の読書会に参加して)


  人間がこの地上でいつの日か死を迎えるということは、誰もが認めることです。が、その先のことについての考えはさまざまです。それは大きく分けると、“死ねばすべてが終わり、無になる”という考えと、“死後の世界(霊界)がある”とする考え方の二通りになります。ただし、霊界の存在を信じている人でも、霊界とは今、私たちがいる地上界とはまったく別の世界だと思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。しかし、実は霊界と私たち地上に暮らしている人間とは密接な関係があるのです。

 そこで今回は、「地上人と霊界の関係」について、①霊界から地上へ向けての大々的な働きかけ、②霊界から地上に向けての良い霊的働きかけ……守護霊、③霊界から地上に向けての良い働きかけ……背後霊、④霊界から地上に向けての悪い働きかけ、⑤地上人は常に霊界から善悪両面の働きかけを受けている、といった視点で2回に分けてお伝えしていこうと思います。


 私たち地上の人間は、常に霊界からの霊的働きかけを受けています。それには良い霊的働きかけと悪い霊的働きかけとがありますが、まず、良い霊的働きかけから述べていくことにします。
 地上人に向けての良い霊的働きかけには、人類全体へ向けてのものと、一人ひとりの個人に向けての働きかけの二つがあります。

①霊界から地上へ向けての大々的な働きかけ……スピリチュアリズムの展開
 霊界から地上人類全体へ向けての働きかけというのは、一言でいえば、スピリチュアリズム運動の展開のことです。『スピリチュアリズム運動』というのは、物質中心主義と利己主義によってさまざまな悲劇に見舞われ苦しみを味わい続けている地上人を、“何としても助けたい、救わなければならない”との強い決意で霊界から起こされた、『地球人類救済計画』です。その計画の中心にいるのは、イエスを総指揮官とする高級霊たちです。そしてイエスはこの計画を推進するために、指導的役割を担っている高級霊たちを集めて、1年に二回(イースターとクリスマスの頃)大審議会を開いています。そこではスピリチュアリズム運動の進捗状況の報告やこれからの展開についての方針を決めたりしています。この事実は、この大審議会の重要なメンバーであり、イエスと直接話ができるほどの高級霊シルバーバーチだからこそ人類に伝えることを許された内容です。

 大審議会が開かれていることやスピリチュアリズム運動が『地球人類救済計画』であることを知っている地上人は、今はまだごくわずかしかいません。しかし、人類にとって何よりも重要なことは、この計画(スピリチュアリズム運動)によって、すべての人間が救われる道が開かれたということなのです。世界中の人がこの計画を知り、実践するようになれば、地上界は大きく変化するでしょう。ただし、その変化は短期間でなされるものではありません。数百年・千年単位という長いスパンで達成されていく、今まで人類が立てたどんな計画よりも壮大なスケールをもった計画なのです。

 ではすべての人が救われるスピリチュアリズム運動というのは、いったいどのようにして進められていくのでしょうか。その具体的な方法とは、まず霊界から地上に霊的真理が降ろされます。そしてその真理と出会いを果たした人が霊的真理を実践し、霊的成長することでその人個人に救いがもたらされます。このようにして霊的真理によって救われる人が一人、また一人と増えていくことで、やがて人類全体が救われることになるのです。

 これまで地上人は“救い”というものを宗教に求めてきました。しかし、今までの宗教には正しい霊的知識がなかったために、間違った教義を説き、“救い”どころか“悲劇をつくり出す元凶”となってしまいました。スピリチュアリズムの霊的真理は、こうした今までの間違った宗教をすべてなくし、霊界と同じ正しい宗教をこの地上に確立していきます。スピリチュアリズム運動は、“人類史始まって以来の宗教革命”なのです。

 すべての人類救済に必要な霊的真理は、交霊会などの霊界通信によって地上にもたらされます。その中でもシルバーバーチの交霊会で降ろされた真理というのは、このプロジェクトの最大の切り札として霊界が総力を挙げて地上に伝えてくれた最高の霊的真理だったのです。

 高級霊たちの地上人たちへの働きかけは、シルバーバーチの霊訓を降ろすことで終わったわけではありません。その働きかけは今も一瞬の休みもなく続けられています。しかし、この計画を成就するためにはどうしても欠かすことのできないものがあります。それは、“地上で真理を普及してくれる人材”です。高級霊たちと同じ思いを持ち、霊界の道具として働く人間がいなければ、この救済計画は進行していきません。霊的真理を知ったスピリチュアリストは霊界の大軍団の道具であり足場です。スピリチュアリストというのは、霊界の人たちから最も頼りにされている存在なのです。このように霊的真理を知った者には、大切な役割が求められていることになります。

 私はこれを学んでいる時、自分が受け取った真理の重みをあらためて感じ、身の引き締まる思いがしました。


 では、私たち地上人一人ひとりに向けての霊的働きかけに移ることにします。 
②霊界から地上に向けての良い働きかけ……守護霊
 私たちは百年ほど地上ですごしたのち、本来の住処である霊界へ戻ります。肉体に包まれ霊的感性が鈍くなってしまった私たちですが、決してただ一人で地上へ送り出されているわけではありません。私たちすべての人間には、地上に生まれた時から一人の守護霊がついています。この地上界で守護霊のいない人は一人もいません。また守護霊がその人から離れてしまうようなことも決してありません。

 守護霊は、再生した地上人の性格・気質、さらに再生の過程で分からなくなってしまった前世・カルマの内容・再生前に自分で選んだ試練の内容、そしてこれからどんな人生を歩んでいくのかなど、その人のあらゆることを知りつくしています。そしてその内容に基づいて再生者がカルマを清算し霊的成長していけるように困難や厳しい道を用意し、その試練を乗り越えるために摂理の範囲内で可能な限り援助してくれます。このように守護霊というのは、ある意味再生した本人以上にその人のことを知っている、一生涯にわたってつき添ってくれる専属の霊的個人教師なのです。

 守護霊の私たちへの働きかけはその他にもあります。それは、神の代理者として、完全で純粋な利他愛(神の愛)で私たちを愛してくれていることです。どんな苦しみに喘いでいても、どんなに孤独な人でも、またどんな悲しみの渦の中にいる人でも、守護霊から愛されていない人や心配されていない人というのは一人もいません。私たちに励ましや勇気のエネルギーを注ぎ、本能の誘惑に負けそうになっているのを必死で押し留めようとしてくれているのが守護霊です。こうした守護霊の導きは、純粋な利他愛の実践に他なりません。このようにすべての人間が守護霊から宇宙よりも大きな神の愛で愛されているのです。

 こうして守護霊は献身的に昼夜を問わず私たちにつくしてくれています。が、守護されている地上人の方はというと、ほとんどの人がその存在に気がつかないまま日々を送っています。その状態では良い結果を期待することは難しく、10与えて1つ、あるいは20与えて1つの反応が返ってくるかどうかです。守護霊の働きかけはまさに忍耐だけが要求されているといっても過言ではありません。人間同士であればとっくに諦めている状態ですが、守護霊には“諦める”という言葉はなく、根気よく導き続けてくれます。このようにひたすら導き続けてくれている守護霊に対して、私たちはいったいどうしたらよいのでしょうか。それは、私たちが守護霊の存在を意識して、その働きかけを正しく受け取れるようになることです。そうすれば私たちと守護霊の距離は近くなり、強固で密接なものになります。そしてよりいっそうの霊的成長の道を歩めるようになるのです。このように、地上人が守護霊の存在を自覚することはとても大切なことなのです。


 さて、私たちが地上人生を歩む上で献身的な愛で導き続けてくれている守護霊は、いったいどのようにして決められ、誰がなってくれているのでしょうか。守護霊の決定には二つのケースがあります。

 まず一般的な再生のケースです。地上人生を終えた人間は、霊界で霊的家族(霊的グループ)の中で過ごしています。その霊的家族の中の一人が再生を決意すると、そのグループの指導霊が同じグループの中の人を守護霊に任命します。任命された霊が再生者を霊的成長へと導くのは当然のことですが、その役目を果たすことで、守護霊自身もカルマを清算して霊的成長するという、地上への再生とは別の形で霊的成長をしていくことができるのです。

 もう一つのケースとは、“霊的成長度があまりにも未熟なために幽界から直接、半強制的に再生させられる”というものです。極悪非道な地上人生を送ったり、大きな犯罪を犯してしまったような人たちは、一般的な人のような死後のプロセスをたどることはできません。そのような人たちが半強制的に地上へ再生させられることがあるのですが、そのような人にも守護霊はつけられるのです。こういったケースでは霊的家族ではなく、再生者の霊的レベルに見合った低いレベルの霊が守護霊となります。このようにどんな地上人生を歩んだ人でも、再生する時には必ず守護霊がつけられるのです。

 ここで注意を要する点があります。日本の初期のスピリチュアリズムでは、“守護霊は血縁者や先祖がなる”とされてきました。しかし、シルバーバーチは、“守護霊が血縁者や先祖から選ばれることはめったにない”と言っています。守護霊というのは半強制的に再生させられたような人以外は、多くの場合、同じ霊的家族のメンバーから選ばれるのです。

 そしてもう一つ気をつけないといけないことがあります。それは、“自分の守護霊が誰であるかを知りたがる”ことです。守護霊の身元にこだわりを持つ人の心の中には、自分には立派な守護霊がついていてほしいという、見栄や自己顕示欲が隠れています。そのような心の状態で交霊会に参加したり霊能者を訪れたりすることは、低級霊の餌食になりかねない、とても危険なことです。守護霊は自分の霊的家族の中の一人です。地上生活を終えれば守護霊が誰であったのかは自然にわかること。それを無理に知る必要はありません。私たちは、「すべての人間に一人の守護霊がついていて常に愛し導いてくれている」という事実を知っていれば十分なのです。
                                      (続く)
   
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