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 「何人ものすばらしい講義を聞くことができました」             (東京スピリチュアリズムサークル2019年10月の読書会に参加して)


 今回の読書会は、「霊的真理を語る練習」の2回目でした。グループでお互いに練習し合った後に、二人の方が参加者全員を前にして講義をしてくださいました。お二人とも、それぞれに工夫をされていて、とても簡潔でわかりやすい説明でした。

 人に霊的真理を伝えようとすると説明するための文章を考えないとならないのですが、そのためには、まず、真理そのものを自分がきちんと理解できていないといけません。理解があやふやな所は説明も焦点がぼやけたものになってしまいます。読書会で講義を聞いていた時はわかっているつもりだった内容でも、人に伝えるためにはもう一段深く理解する必要があるからです。私自身も自分の理解不足を補うために、いつも学び直しを迫られます。それでもどうしても本当の意味で理解できない部分が出てきて歯がゆい思いをすることは、私にとってはそれほど珍しいことではありません。それだけに、お二人が説明のための文章をあそこまでまとめられるのにどれ程の苦労をされたのかを想像することができ、その努力の積み重ねの大きさには頭が下がります。さらに、話すスピードや間の取り方、声の調子などにも気配りがされていて、それらは聞いている人の心を惹(ひ)きつける強い力を生み出していました。 


 お二人の講義の後、読書会の主催者の方から、今、私たちが取り組んでいる、霊的真理を語る練習・真理を伝える練習が、「スピリチュアリストの利他愛の実践」という観点から見たときに、どのような意味をもっているかについてのお話がありました。

 シルバーバーチは霊訓の中で、「人のために役立つことをしなさい」と何度も繰り返して、「利他愛の実践」の大切さを述べています。“困っている人を助けること”としてすぐに思い浮かぶのがボランティア活動です。つい最近の台風15号・19号や、それに伴う大雨で洪水などの被害に見舞われて途方に暮れていらっしゃる方々の映像をテレビなどに見ると、(今の私には体力的に無理なのですが)できることならすぐにでも飛んで行ってお手伝いしたい気持ちにかられます。そして、自分の時間を割いて復旧作業を手伝われている方たちを見ると、その犠牲精神に心を動かされます。その行いはとても大切なことだと思います。しかし、スピリチュアリスト(霊的真理を知っている者)は、先程のシルバーバーチの言葉をもっと深い意味で捉えていかなければならないのです。

 今、スピリチュアリストが知っている霊的知識は、死後、永遠の霊界生活を送る中でも役に立つ知識です。が、その知識を手にしている人は、人類全体から見たとき、まだごくわずかな人数しかいません。霊的真理を伝えることによる魂レベルの奉仕は、スピリチュアリストにしかできないことです。そしてその“利他愛の実践”のための第一歩が今やっている“語る練習”です。肉体レベルや物質レベルの奉仕をすることはスピリチュアリストにとっては当たり前のこと。その上でスピリチュアリストには、“霊的真理を伝える”という魂レベルの奉仕を中心に据えて利他愛を実践していくことが求められているのです。


 私はこの話を聞いた時、シルバーバーチがよく語っている「霊的真理を知った者の義務と責任」という言葉を思い出しました。そして、シルバーバーチの霊訓に出会ったことが、今まで私が考えていた以上に深い意味があるのだと知りました。

 私はまだ自分自身のことをスピリチュアリストだとは思っていません。それは、私の考えるスピリチュアリストというのは、“霊的真理をきちんと日常生活の中で実践できている人”だからです。しかし、霊界の導きで私が霊的真理に出会ったことは紛れもない事実です。高級霊たちがたくさんの苦労と大きな犠牲を払って降ろしてくださった霊的真理を手にしているこの事実は動かしようがありません。霊界の方々は私に霊的真理を伝えて人々に魂レベルの奉仕をする機会を与えてくださったのです。それをあらためて理解した時、“地上界でそれが実現できるかできないかは問題ではなく、その目標に向かって努力をしていくことが大切なのだ”、との思いが浮かび、その思いに静かに満たされていく自分がいました。


 ※読書会や参加者の感想については、東京スピリチュアリズムサークルのHP “2019年10月 読書会のポイントと感想”をご覧ください。

 ※なお、引用にあたっては、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

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     ◎シルバーバーチの言葉

◆ ——霊訓の読者からの感謝の手紙に答えて——     
「魂が目を覚(さ)ました人間からこうしたメッセージを受けて私こそ感謝の念を禁じ得ません。私も彼と共に神に感謝の祈りを捧げましょう。しかし彼にこう伝えてください彼が暗闇(くらやみ)の中から這(は)い出て光明を見出したように、つまり己の誤りから長いあいだ苦悩の道を歩んだのちに真理を見出したように、こんどは他人にそうしてあげなければならない。即ち人生の不安を和(やわ)らげ未だ味わえずにいる心の安らぎを見出すことができるよう、手助けをしてあげなければいけないということです。その人の体験を単なる結果として終わらせずに誘発剤としなければならない——つまりその真理を他人に授けなければならないということです。」   
 (『シルバーバーチの霊訓2』 P5~P6 スピリチュアリズム普及会)

◆「嘆かわしいほど無知な人々——自分が霊的存在であることを知らず、したがって“死”の彼方にも生活があることを知らずにいる人々に、そうした基本的な知識を広めるために、われわれがしなければならないことが山ほどあります。
 せっかくのこの地上生活を、霊的実在について聞く耳も、語る口も、見る目も持ち合わせないまま終えてしまう、数え切れないほど多くの人たちのことを思うと、何たる悲劇!と叫ばずにはおれません。これは大悲劇です。われわれの努力はそういう人たちに向けられねばならないのです。人生の本当の意義を全うするためには、真実の自分に目覚めないといけないからです。」  
(『地上人類への最高の福音』 P182  スピリチュアリズム普及会)



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